エサ一番・エイトグループ


トカラ列島釣行記 7月16〜18日のトカラ遠征をレポートします。


仕事を終え、PM7:45伊丹空港を飛び立ち鹿児島へ。更に空港から指宿(いぶすき)郡山川港までマイクロバスで2時間で到着。
今回のメンバーは当店のお客様8名と迫田店長と私の総勢10名、工藤船長と挨拶を終え憧れのマリーンチャレンジャー号ヘ。
AM2:00出港、台風5号の接近をうねりに感じながら薩南諸島、屋久島を経て明け方トカラ列島北部の口之島に到着。エンジン音の低下で全員がデッキへ。まずは水深130mのカンパチポイントで肩慣らし、100〜300gのジグで攻める。
緊張のファーストジャーク、いきなり石丸氏、迫田がロッドを曲げる! ゴンゴンと叩く様な引き、カンパチだ。
サイズこそ7キロ前後だが幸先の良いスタート、そしていよいよ本命の巨大カンパチポイントへ。
水深180mからの急なカケアガリ、全員懸命にジャークを繰り返す。
しかし当たりがない、しかも強烈な2枚潮で1フォールで着底は2回が限界。ジグの回収は拷問だった。
午後2時、うねりを避け波裏の臥蛇(ガジャ)島へ。有名な立神(ソルティガのCM)をバックに記念撮影。
穏かな島周りは水深35〜120m、GTやキハダ、イソマグロがターゲット。
キャスティングマジック90gを潮に乗せ150m程流し、3回目のロングジャークでドーンと来た!ヒラマサ63Sがバットから曲がりADTスプールからラインが出る、あがって来たのは10キロのキハダ、嬉しいトカラ発ヒットだった。
またトップでGTも狙ったが1バイトのみでアオチビキの連発、初日はそのまま島影で停泊。
夜はトップとジギングで8キロクラスのギンガメアジのイレグイを全員で堪能、2日目へ。
しかし、中には20キロのドラグを物ともせず走り去る正体不明のヤツもいた。
AM4:30いきなり寝ぼけ眼に飛びこんで来たのは30キロクラスのキハダのスーパーボイルだった。すかさず狙うがベイトが小さ過ぎてバイトには至らなかった。

そしてAM6:00ついに時合が来た。まずは迫田にイソマグロがヒット!10キロ設定のソルティガZ6000から何度もライン出されている。苦痛の表情だが何故か嬉しそう!?、約15分後25キロをランディング、船中が盛り上がる。
次に紅一点、女性参加者、清水さんにヒット!細身の体ながら歯を食い縛り40分根性ファイトの末24キロのキハダをキャッチ。
そして私にも130m付近でチャクラデルタ350gにドーンと来た。ブルーローズS517Fがグリップからブチ曲がり、SW2000PGがうなる。
30m巻いても50m出される、一進一退の攻防の末140cm30キロのイソマグロを手にする事が出来た。
そして圧巻は木村氏のGTだった。
昨年の、同日同ポイントでのリベンジ、潮上から低比重の特性を活かしダンシングマジック150gを流す。
強い日差しの元。一箇所だけ色調の違う瀬に差しかかった直後ラインが走った、強烈なフッキング!
コーラルスターがバットから曲がったまま戻らない。
同じ水深を泳ぎ浮いてこない、GTだ。ウネリの中危険ファイトが続く。
次の瀬が近付いた為、勝負に出た。
浮いてきた、1年越し36キロのGTを無事ランディング。拍手、全員で称え合い今回の遠征を無事終えた。
素晴らしい3日間だった。

1BAN  岡室裕介 (TEL06−6346−1000)
ルアーショップ1BANでは近海、遠征タックルも充実、ツアー・大会etc開催予定。
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