エサ一番・エイトグループ

 待ちに待った日がやってきた。5月21日、私を含む釣友8名と山口県萩沖 見島 八里ヶ瀬へジギング釣行に...思い出せば昨年、ほぼ同じメンバーで挑み、私は小さな「エソ」一匹に終わった。仲間の中村氏は巨大ヒラマサと思われる魚を掛けたが、根に潜られラインブレイクした。心は躍る、「リベンジ」「回帰」「美しい景色よ再び...」「憧れのマグロよ..」考え出したらきりがない。
 私たちが目指す「見島」へは大阪より高速道で島根県浜田港まで4時間半、ここより船で2時間揺られて漁場に着く。
 早速一流し目、1発目に下所氏の竿が大きく曲がる..デカイ!!揚がってきたのはナント80cmオーバーのヒラメだ!いきなり船中の活性もあがる。そのまま一流し、二流しと順調にハマチクラスの青物が揚がる、その途中、萩沖といえば「マグロ」だ!少し遠くの鳥山にボイルが出だした。今まで見た中でもかなり派手だ!黒い背中が見えた「イルカ」なのか???いや「マグロ」だ!しかし「デカイ」そのボイルはまさに無数のボーリングの玉が水面に落ちているような様だ!船長が「早く投げろ!!いなくなるぞ」と我々にはっぱをかける。みな一斉にルアーをキャストするがヒットしない。何度かボイルがあり群れを追ったが残念ながらヒットには至らなかったが、アングラーとしてあのボイルを目の当たりにすることが出来たのが本当に幸せだ。
 そんなこんなを繰り返し、午後を迎える前に本命の「ヒラマサ」狙いに的を絞ることにした。
 狙いはズバリ当たった、1発目のヒラマサは同行の津田氏の竿に、とにかく曲がる!!しばしのファイトの後、姿を見せたのは74cmの見事な魚体のヒラマサだ!続いて柿内氏の竿も大きな弧を描き、70cmオーバーのヒラマサをゲットした。私もドサクサに紛れて70cmのヒラメをゲット!昨年のヒラマサへの悔しい思いが残る中村氏の竿もいい感じに曲がったが、姿を見せたのは70cmオーバーのメジロだ!また同氏の妻悦子さんも小気味よく竿を曲げ良型のハマチをゲット!同じく船首で豪快なジャークをみせる岸田氏もハマチをゲット!!遠征初体験の古川氏は船中の活性が上がる中、着々とハマチをゲット「こんな素直にジャークに反応する群れは気持ちいい!!」とご満悦だ!! その後も着々と良型のハマチを釣り上げていった。

  午後2時半、ストップフィッシングは3時残された時間はあと30分、私の後ろの魚探にいい反応が、群れの反応の下に3つ4つ大きな影がある、深さ約50メートル底より5〜10メートルに大きな影、とにかくジグを落とす、着底し5回勢いよく巻き、柔らかーい縦ジャークを1回2回!!!ドン!!来た!!今までにない竿の曲がりだ!!5オンスクラスの竿がこんなに曲がったことは経験がない!!とにかくばれない様に追い合せを入れ、ゆっくりファイトする。ようやくリーダーに入り、魚体が見えた「デカイ!!」おそらく90cmはあろうかという魚体、船長が「ヒラだ」と言う!間違いない巨大ヒラマサだ!!こんなこともあろうかとリーダーはいつもより太くし60ポンドを巻いている。引っ張り合いなら負けないだろう。船べりに魚体が来たとたんいきなり下に走る、すごい勢いでドラグが鳴る!何とか止めた!心の中で私は「何とかいける!!」そう思った。順調に魚が上がってくる「もうすぐだ!」。。。。あっ。。。いきなり僕の竿に重さがなくなった。そう痛恨のバラシだ。ジグもアシストも何一つ正常なのに..身切れだ。船内に「あー残念」の声!!悔しくて悔しくてしかたがないが、あの感触が忘れられない!!
 ストップフィッシングを向かえ港に着いたのは5時半、船中の釣果はヒラマサ70オーバー3本、メジロ70オーバー2本、ヒラメ80cm1本、70cm1本、ハマチ多数と上々の釣果だった。
 萩沖見島は抜群のロケーションで、かなり魚影が濃く魚も旨い!是非おすすめの遠征スポットです。大阪から島根県浜田港まで4時間半、今回お世話になったジギング船「ブルーランナー」にて港より2時間半、合計約7時間と遠いが8名集まり船をチャ−ターなどすると比較的リーズナブルに釣行できる。今回の釣行の詳細はエサ一番ルアー館にて写真などで掲示しています。また同館は本年度よりソルトルアーコーナーを拡大リニューアル!特に「ジギングコーナー」は近くの「山陰」「明石」「和歌山」などの近海タックルから、遠征大物タックルまで沢山の品揃えで皆様をお待ちしております!是非一度お立ち寄りくださいませ。
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