大会のルールは胴突き3本針でオモリ30号、エサはアサリ。釣ったカワハギの尾数で競う。 波が高い中だけに釣果は伸び悩んだが、約3時間でトップグループは12尾、10尾と釣っていた。各船の成績上位の16人が決勝へ駒を進めた。 決勝戦は12時半出発。日ノ岬沖の水深39−42メートルの緩やかな、かけ上がりのポイントで釣りスタート。午後は下り潮となっていくぶん波は収まった。 船中第1号のカワハギを釣ったのは、右舷前から3番目の野原氏。続いて野原氏の右横の九鬼氏、3番目に左舷の福井氏が釣り上げた後は、船中のあちらこちらで次々とカワハギが上がりだした。 決勝戦開始から30分ほど経過して、3尾以上の釣果を上げていたのは、左舷では福井、大沢、三鬼、右舷では村田、九鬼、関口の各氏。 14時40分には関口氏が7尾、三鬼氏が6尾だった。だが、14時50分に三鬼氏が追いつき7対7の同数。関口氏は右舷の大トモ、三鬼氏は左舷のトモで、下り潮となったので船尾側が有利になったようだ。 三鬼氏は15時に8尾目、25分に9尾目、30分に10尾目を釣り上げ、勝利を確実なものとしていった。船首側不利?といわれる中で、後半に入れ食いをさせて追い上げたのは右舷ミヨシの村田氏。しかし、ライントラブルでタイムロスして8尾の釣果に終わった。 15時頃から冷たい小雨が降る中の決勝戦は、16時に終了した。
優勝した三鬼氏は次のように語った。 優勝した三鬼氏は「カワハギK-1グランプリ決勝ラウンド三重大会」への出場権を獲得した。 |