エサ一番・エイトグループ


一流し目は磯釣りの名礁として知られる「アシカ」の少し沖で水深は30-60メートル。

船長の「ハイ、やってみましょうかー」の合図で一斉に仕かけを入れる。

しかも、小アタリはあるものの誰にも本命が釣れない。そこで村田名人がビギナーにアドバイスして回る。

二流し目。「釣れたー」の声。船中第1号を釣ったのは右舷胴の間の中尾幸照氏(夫婦で参加)で、18センチほどのカワハギ。

続いて船首側の永井氏よ横山氏の2人一緒にカメラへ向かってポーズをとってくれた。この二流し目で合計4尾のカワハギが釣れた。

このあと白崎の西北沖のポイントを流す。この頃から調子が出てきて右舷船首側の横山氏が20センチの良型を、左舷胴の間の佐野氏(初めてのカワハギ釣り)にも20センチと良型が釣れだした。さらに山本氏は親子ともにカワハギを釣り上げたが、息子さんが釣ったのは23センチほどの良型。その横で竿を出していた菱田氏はどうもアタリが取り辛い様子。そこで村田名人が「集寄を軽いものに取りかえるようアドバイス」。

このすぐあと、菱田氏の竿先にコンコン、ブルブルーッとアタリがあり、待望の1尾を釣り上げた。

初めてのカワハギ釣りで1尾目を釣り上げた佐野氏はそれから2尾、3尾と釣り上げ、「ウォーッといったカンジ!?」、カワハギ釣りにハマリそうですと話していた。

圧巻は夫婦で来ていた中尾登志子さん。カワハギ釣りは初めてながら1尾目の20センチを釣ってから、釣り上げるたびにサイズを更新する快挙。

周囲の男性陣は顔負けで26センチの次に27.5センチという船中1番の大物を釣り上げその手応えが「サバやと思った」と話していた。

このあと、船中初のカワハギダブルは右舷トモから2人目の松田氏で20センチが2連。松田氏は「シャクッたあと少したるませて待っていたら、ゴンゴンときた。メッチャ重かった」と初めてカワハギ釣りの感想を語ってくれた。

9時10分から始まった早掛け競技には村田名人も参加したが、仕かけ投入後1分もしないうちに原田氏、続いて北川氏、山本氏(息子)が次々とカワハギを掛け、アッという間に決着が着いた。

時間がたつのは早く、予定時間(11時半)となり、後ろ髪引かれる思いで納竿した参加者が多かったようだ。

成績
優勝横山11尾
準優勝村上9尾
3位中尾登志子8尾
4位永井8尾
5位松田6尾
6位中尾21センチ
7位原田21センチ

6,7はジャンケンで決めた。大物賞は中尾登志子さんの27.5センチ。村田名人はアドバイスに回っていたので竿を出したのは30,40分だけだが、20センチ前後のカワハギ5尾釣っていた。


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