講習の内容は、仕掛の作り方やエサの付け方(今回はイガイと岩ガニ)などでした。仕掛作りや、エサの付け方を適当にやってしまうと、釣果に大きな差がでてしまいます。 8時に船乗り場から今回のポイント夢州に移動し、参加者の方には、今回無料レンタル用に用意した竿・リールに仕掛を使っていただきした。準備できた方から順に、今度は落し込み方のレクチャーを受けてもらいました。落とす時のポイントとしては、壁より30cmほど離れたところに、壁からはがれてしまったエサのように落とし込んでいくというものです。 |
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落し込みの場合どれだけ自然なエサを演出できるかが重要で、オモリの付け方やエサの付け方で、落ち方が変わるので、色々な工夫をすると面白いです。今回参加者の方に覚えていただいたのは、針にコルクオモリを5〜6回巻きつけてイガイの中に針を入れ込む方法です。針をイガイの中に入れ込むことで、針の外にオモリがある場合とイガイの落ち方が変わります。オモリが外にあると水中で大きく円をえがきながら落ちるのに対して、オモリをイガイの中に入れると水中での円が小さくなります。イガイのみが壁からはがれて落ちる時、大きな円をえがいては落ちていかないので、よりエサを自然に魅せるのにオモリをイガイの中に入れるのは有効な餌付け方法です。これだけでも大きく釣果が変わってくると思います。 一通りのレクチャーを受けられた参加者の方は、どんどん壁際に落とし込んでいきました。三時間ほど釣りをしましたが、残念ながらキビレ1匹と、厳しい釣果でした。釣れないなか、今回参加していただいた方々は、熱心にチヌを狙われていて、数人の方が、エサをかじられたりと、釣れるまでもう少しの方が何人もいました。今回の釣行ポイント夢州はチヌの魚影が濃く、年なしも簡単に狙える場所です。 閉会式はオーランド社長の話からはじまり、じゃんけん大会、今回、落し込みをしての質問コーナーなど、最後まで事故もなく無事に終わりました。 講習会を後援してくださったオーランドでは、初心者から上級者までが納得できる落し込み竿・リールなどを作っていて、今回使用したリール鳴門50はリーズナブルな価格でオススメです。 今回のポイント夢州まで私たちを運んでくれた、ヤザワ渡船は大阪市港区にあり、都心部から数十分でいける手軽な渡船で、チヌの魚影が濃い大阪湾を攻めるならオススメです。
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