エサ一番・エイトグループ




21日は和歌山県田辺内ノ浦港の弁慶丸に集まったのは、このイベントに申し込んだうちの14人の参加者。応募多数の中から選ばれた人たちである。楽しい船釣りをプレゼントしようと、空の方も快晴の出迎えで、弁慶丸は朝5時に穏やかな海を滑るように出港した。
ポイントに到着するまでの時間を利用して、探見丸システムを玲子さんから講習を受けた。








その後、イサキの魚影を求めて数度の転戦、10時になってやっとヒットポイントを見つけ出す事が出来た。水深70m、仕掛けがタナに届き、2尾、3尾と連でイサキが掛かってくる。中にはマハタ37cmやガシラ35cmとうれしい外道の飛び入りもあって、笑顔、笑顔…。

ここで、一緒に釣りをしていた玲子さん、この好機をとらえて実力を発揮して、俄然みんなの注目のマト、さすがとうならせる。大胆かつ繊細な竿さばきで、仕掛けにはイサギのオンパレードとなった。
そうこうするうちに12時の沖あがりとなり、惜しみながらの竿仕舞いとなった。帰港後、港では玲子さんと歓談、サイン色紙を手に、ツーショット写真を撮り、楽しかったひとときを胸に帰路についた。当日は本命イサギだけで192尾とマハタなど魚種多彩に釣れていた。

●弁慶丸 0739―22−4500









さて、明けて22日は一転して日本海の宮津へ。昨日と釣り方が異なり、生きたイワシをエサとして泳がせて、ヒラメやアコウなどの高級魚を狙う。この日も玲子さんの人気をうかがわせるたくさんの応募があり、抽選で13人が参加の運びとなった。
出船は宮津の少し北にある養老港の新幸丸。朝5時に全員集合、この日は出船前に玲子さんが探見丸による釣りを解説、「海底の状態や魚の反応が自分の手元にあるモニターでばっちり分かるシステム、ぜひ楽しんで釣ってください」と締めくくって、いよいよ出船。
シマノからレンタルされたシステムは初めての人も多く、みんな興味津々。仕掛けは胴突き2本針で、生きイワシを付けて海底に降ろしてアタリを待つ釣りである。




船長からのスタートの合図があり、いっせいに仕掛けを降ろす。水深は40m、すると待ってましたとばかりエイト本店から参加した原田さんにアタリがあった。あがってきたのは型は小さいが、本命のヒラメで32.5cmであった。スタート直後の一撃だけに、「これはやれる!」とみんなに気合がはいったのはいうまでもない。そして続けて「アタッタぞー」の声で今度は野村さんが叫んでいる。見ると竿がググッと気持ち良く湾曲し、これも本命の42cm。
好調のスタートを切った中、今度は泳がせ釣りは初めてという山本さんが曲がった竿を必死にタメて格闘体勢に入っている。熱戦の末、浮上したのは想定外? のスズキの60cmであった。「こんなの初めて!」と大喜びであった。
直後に玲子さんにもHIT!



グングンしなる竿を超美技で浮かしたのはこれもスズキ78cm。魚を見て「こんなの釣れるって聞いてないよー、オモシロイ!」と激笑!周りを沸かせる。こうしてみんなアコウやソイ、ガシラほかマトウダイなどを釣って行く。









そんな中、玲子さんに本命のアタリ? 合わせてリールを慎重に巻いている。やがて水面に姿を見せたのは60cmの立派なヒラメであった。「いろいろ釣れるんですねー、生きイワシ釣りって。びっくりしました。今日はアタリを逃がしたり、バラしたりろ非常に悔しい思いでいっぱい。きっとリベンジに来ます」とは下船後の玲子さんの話だった。
●新幸丸 0772−28−0848















こうして児島玲子さんとの二日間の船釣りは魚も釣れて大成功!初夏の素敵な思い出となった。

探見丸システムはさらに釣果が伸びます。魚資源は減りつつありますので、釣り過ぎた場合は、リリースやストップフィッシングをお願いします。

【探見丸システム】

親機の魚探から放たれる電波を子機がキャッチし、モニターに映像として映し出され、仕かけ投入後、仕かけの軌跡がでるので、今仕かけがどこに落ちているのか確認でき、魚の群れを直撃できる画期的な魚探。

このウェブサイトの内容の無断転載・複製を禁じます。