８月末の梅雨のような雨が続いたおかげで、琵琶湖の秋の訪れは早く、すでに巻物への反応が良くなってきた。９月初旬の水温は２６℃前後と、バスにとっては適水温。曇りや雨の天候なら、ガイドプランもファーストムービング主体となる。

巻物と言えば秋はスピナーベイトやバイブレーション、クランクベイトがメジャーだが、ここに今年プラスしてほしいのはスイミングジグ！実際、私のガイドではスイミングジグですごい釣果が出ている。

スイミングジグとは簡単に説明すると、ラバージグにスタッガーやシャッドインパクトなどを装着し、スイミング（ただ巻き）する、春に有効なテクニックだが、秋の巻物シーズンにも有効であることが徐々に判り始めてきた。スイミングジグはテキサスリグのスイミングと同じく、リーリングスピードによってシャローからディープまで、幅広いレンジコントロールが可能。バスのコンディションによって、泳層をコントロールできる、実は年中使えるメソッドなのだ。

スイミングジグと他のファーストムービングの使い分けは、バスの活性にアジャストさせることが重要だ。たとえば白波が立つような荒れた状況ならハードルアーやワイヤーベイトの方が波動が強く、アピール性が強い。一方スイミングジグに関しては、視覚的要素を刺激し、バイトさせるナチュラル系ルアーに分類されると思う。またナチュラルな動きがビッグバス率を高め、ハードルアーよりもアベレージがデカイのもこのルアーの特徴です。天候の変化などでハード系では反応が悪くなったり、いくら巻いても食わないとき、スイミングジグが威力を発揮することでしょう。

エリアも詳しく説明できたらと思うのですが、ウィードの生え方や湖流の影響などで毎日釣れるエリアが変化していくので、秋の有名所（北山田沖・アクティバ沖）などを基点に探ってみてください。

現在、邪道ガイドプライドシリーズで新たなコンセプトのスイミンジグを開発中！今までのスイミングジグには、だすことの出来なかった動きで琵琶湖のビッグバスを反応さすことができます。乞うご期待！

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