夏本番を迎え、暑い日がこれから続きますね。琵琶湖の水温も表層は３０度近くまで上昇し、今年の７月は夏の定番、リアクションジグでビッグサイズが連発している。

リアクション的な動かし方が効くのは初夏から初秋まで。時期が限定なのは、水温がバスの活性を支配しているからだ。水温が２５度以上になると、バスにとっては、適水温オーバー。回遊性が低くなる。そこに俊敏な動きをルアーに加え、バスにスイッチを入れて食わすのがコンセプトだ。冬も適水温アンダーだと考えれば、リアクション的なメタルジグ、メタルバイブが有効な手段ですね。

次にエリア。基本はボディーウォーターのウィードフラットなら何処でもＯＫ。何処でもとは言っても、濁り具合や水位、湖流、水温などウィードの生育条件が毎年変わってくるので、魚探や実釣で、エリアを見極めます。狙うウィードはカナダモ・オオカナダモがメインだが、ジグを使い分けることによってササバモでもリアクションが可能。今年は南湖北エリアのササバ藻が７月の初旬の時点で広く群生しており、南エリアはササバモとカナダモがランダムに生えている。ベイトフィッシュや甲殻類はカナダモを好むので、できるだけカナダモを探して撃つのが良い。

そしてルアー。基本はフットボールジグを皆さん使っておられるが、これからの時期はウィードの生育がピークに達し、ガード付きでないと手返しが悪くなってしまう。ガード付きなら、ガンクラフトのコアヘッドがオススメ。フックの形状やフォーリングのバランスなど、リアクションジグに最適なジグと言えるでしょう。トレーラーはパタパタ系のパカクロウやウルトラバイブスピードクロウがオススメですが、普通のホッグ系ワームも意外に釣れますよ。ちなみに写真のビッグバスは今月８日のガイド中、ガンジグ・コアヘッド１／２ｏｚでゲストがキャッチした６６,５ｃｍ、５２５０ｇのモンスター。リアクリョンジグはホントにデカイのでますね。

最後にアクション。動きの基本はリフト＆フォール。２〜３回俊敏な縦アクションを加え、フリーに落とします。バイトはフォール中もしくは着底後に集中するので要注意。アクションの強弱はその日の活性によって変化させると良いでしょう。

今年の夏も暑くなるみたいなので熱射病、熱中症にはご注意下さい。頭痛、体のダルさを感じたら後頭部や脇の下を冷やすなど、体調管理は万全に！

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