エサ一番・エイトグループ

【 イベント名 】 ワイワイ釣ろう in 青野ダム
【 日   時 】 平成18年7月30日(日)
【 場   所 】 兵庫県三田市・青野ダム



【 大会結果 】

エサ一番フィッシングエイトグループ主催の、真夏のバスイベント「ワイワイ釣ろう in 青野ダム」が、7月30日(日)、兵庫県三田市・青野ダムにて、開催された。

今回は、アウトドアハウス アオノ、リップフックの2店の協力を得て、レンタル(または持ち込み)アルミボート、1人乗りフロートボート、そしてフローターといった、青野ダム攻略の様々なスタイルでの混合バスイベント。1匹の長寸と重量のポイントで順位を競うミニトーナメントも兼ねての開催となった。

そして、イベントゲストとして、(株)ティムコ契約の相羽純一プロが特別参加。JB TOP50野尻湖戦の優勝の興奮も冷め切らないうちのゲスト参加だけに、イベント参加者は相羽プロがいかにして青野ダムを攻略するか、大きな期待を持ちながら午前4時30分、受付を開始した。

この日の参加は43名。ボートでのバス釣りに長けた方や、免許不用のスモールボートなどでエレキ操船は初めての方など、参加者はさまざま。しかし、ミニトーナメントとはいえ「たのしく真夏のバス釣りを楽しもう!」というイベントだけに、スタート時はワイワイがやがや、ランチングが全艇終える間も終始和やかな雰囲気となっていた。午前6時、物揚場スロープのワンドからスタートフィッシングの合図で参加者はいっせいにポイントへ向かう。

イベント前週までの大雨で青野ダムは満水、しかもほぼ全域に濁りが入り、湖東側の黒川上流がややクリア気味といったマッディーな状態となっていた。数日前からの釣況も「ほとんど魚が釣れていない(アウトドアハウス アオノ 徳永氏)」というタフコンディションとなっていた。

参加者の多くは黒川上流を目指し、人気ポイントの尼寺ワンドも参加者の影はまばら。ブッシュの下、ゴミ溜まりのヘビーカバーを次々と打っていくが、バスの反応は薄い。また、小バスの姿は見えるものの、その群れを打っていってのサイズアップもままならない状態が続いていた。

増水と濁りとゴミ溜まり…。イベント終了後に相羽プロセミナーで明かされたこの日の攻略キーワードがここにあった。

特別ゲストの相羽純一プロは、参加者から少し遅れてスタート。上流の黒川目指して気になるブッシュをムシパターン中心に探っていく。初めて訪れる青野ダムとタフなコンディションの中、バスの気配すら感じないものの、そこは、さすがにトッププロ。そして、ダム湖を得意するだけに、スタートして1時間後にバスのついている水没した木をチェック。フラッピンホグのネイルシンカーリグ(逆付け)を落し込んだところ小さなアタリで45センチの、青野の初バス。そして、さらに最上流の、黒川の流れが当たる大きなカバーで53センチのビッグサイズ。

水没する木に溜まったゴミによりできたシェードのど真ん中にリグを落し込み、そしてゆっくり誘いあげたあとのアタリを捉えたのだ。下流に戻りながら、同じケースのカバーを打っていき、40センチオーバーを追加。この日、この53センチと40センチオーバー2本を揃えた相羽プロの釣果に参加者からは、言葉にならないどよめきが上がった。

イベントは、午前10時から検量開始。小バスのウェイインが続く中、ひときわ目を引いたのが、フローターで参加の小林正人さん。40センチ前後の2本をキャッチし、大きい方でウェイイン。43.9センチ・1100グラムで優勝となった。フローター参加だけに機動力がない分、物揚場から近いブッシュをカットテイル4インチのーシンカーで丹念に攻めた結果であった。

ウェイイン後、湖上に浮かべたアルミボートから、相羽プロの今日のヒットパターンとアイバムシのキャスティングセミナーも開催。豪華賞品が用意された表彰式、抽選会も終了し、真夏のバスイベントは終了となった。

エサ一番フィッシングエイトグループでは、様々なスタイルで楽しめるバスイベントを今後も企画していく予定です。

《大会結果(敬称略)》
【優 勝】 小林正人 43.9センチ 1100グラム
【 2位 】 伊藤一哲
【 3位 】 内田ちさと
※2位以下は、スモールフィッシュのポイントによる順位
【外道賞】 駒田素子 ニゴイ 25センチ






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