当日の天候は曇りで心地よい風が吹く、絶好の釣り日和でした。爆釣を期待して6時に出船し、ポイントまでは30分程船を走らせます。事前の情報では、水深40m前後ですが潮流が速い為、タイラバは80～100gが良いとの事だったので80gを選び、釣りスタート！！船は右舷のドテラ流しで、尚且つ潮流が速いのでみるみるラインが出ていきます。

やっとの思いで着底し、リールを10回転巻いたらまた底を取り直します。3回程繰り返すと、100m以上ラインが出てしまいます。こうなると着底がわからなくなってくるので、一度回収して落とし直します。

そうこうしていると、隣で竿を出していた藤本にHIT！急なバイトに竿が思いっきり曲がり、ドラグがどんどん出されます。これはデカイ！！と思った次の瞬間、まさかのフックアウト。気を取り直し、再度チャレンジしていると、今度は岡本にHIT！

しかし、ドラグは出る事なく素直に上がってきたのは30cmぐらいのホウボウでした。タイの顔を見る間もなく2時間が経過した頃、またもや藤本の竿が大きく曲がり、ドラグが出されます。これまたデカイ！！いつも以上に慎重にファイトし、10分かけてあがってきたのは59cmのキレイな真鯛でした！船中が歓喜に包まれ全員が大喜びでした。この流れに乗って連続HITといきたいところでしたが、後が続きません。アタリはあるのですが、釣れてくるのはメバル・アイナメ・コチ・ホウボウ・サゴシといった魚ばかりでした。何でも釣れる事もタイラバの魅力なのですが、韓国まで来ているので真鯛が釣りたい！！集中力を切らさず、巻き続けます。

その思いが通じたのか、ラスト1時間で吉本の竿にHIT！慎重にやりとりし、上がって来たのは48cmのキレイな真鯛でした。さらに、今までアタリもなかった大西の竿がドラグ音と共に大きく曲がります。 この日、一番の引きを見せた魚はなんと！！60cmの真鯛でした。

ここから時合いスタートとなりさらに3匹追加したところでタイムアウトとなり、納竿としました。真鯛は船中6匹でゲストは多数釣り上げる事ができました。群山は干満の差が最大8mあり、潮流がすごく速かったです。明石・鳴門も潮流が速いと有名ですが、それを超える速さでした。

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