記事・概要

三重県尾鷲市、梶賀の榎本渡船様にお世話になり磯釣りへ。
梶賀エリアは5月から大黒や繁島が解禁。この日は通し釣り(出船夜明け〜帰港日没前)で上物狙い、あわよくば尾長グレを...と思って釣行。

本命磯の1つ『中大黒』に渡して頂きました。
適度にサラシも効いており、大物気配をムンムン感じました。
底物やヤエンをされる方が目立ち、上物師が少な目...贅沢にも名礁が貸切状態。四畳半と呼ばれる釣り座を船長が推してくれたので、そちらを中心に。

朝の時合、ご一緒したお客様がライアームBGとBB-Xレマーレを合わせた上物タックルでミノーを投げ...なんとヒラスズキを連発させました。アタリ多く、相当数が居る様子。

専用ルアーロッドに比べてスルルー竿はリーチが長く瀬ズレを防ぎながら魚をいなし、レバーブレーキがヒラの引きを吸収して...凄く釣りやすそう。また1つ勉強になりました。

ヒララッシュの後は本命のグレ狙い。足裏〜30半ばサイズの尾長や口太が磯際を中心にヒット。
時折襲ってくる通称「梶賀モンスター」の強さに圧倒されて3号通しタックルでも歯が立たず...スリルは充分。後は夕方の時合に期待して本命のサイズアップを狙うのみ。

中大黒〜沖大黒の水道部分に的を絞り...サラシまみれ&複雑な潮流の中に1箇所ウキがシモるポイントを発見。
ウキを沈め気味に、棚2ヒロ辺りで少し張りを持たせると...道糸を弾き、竿ごと持って行く様なバチバチアタリ。
強烈なアタリを出してくれたのは良型尾長グレ。体高があって肉厚、梶賀らしい魚。

12時間以上の長丁場の磯釣りですが、楽しい時間は一瞬。港に戻ると上物師は尾長グレ、底物師は石鯛、ヤエン師はアオリイカ。それぞれ釣果があったとの事。

これから梅雨磯シーズンに入り、気温と同じく海水温も上がって磯魚の引きも一層パワフルに。三重県紀東の磯釣り、釣行してみては如何でしょうか。

【使用タックル】
竿/シマノ マスターチューン尾長17-50
リール/シマノ BB-XテクニウムC4000Dtype G
道糸/ナイロン3号
ハリス/フロロ3号〜3.5号
ウキ/B
鉤/グレ鉤8号
餌/ボイルオキアミ 3kg×4枚