記事・概要

YAMAHAシースタイルを利用し、京都府宮津に3か所マリーナを構える「マリントピアマリーナ」さんの「田井宮津ヨットハーバー」で、ボートをレンタルしてのボートフィッシングを楽しんでまいりました。

シッカリと感染症対策の施されたボートハウスの受付では、受付時にボートの取り扱いや航行注意区域などシッカリと丁寧に説明していただけるので、安心して出航することが出来ます。

6月に投稿しました初航海の際、マリーナのスタッフさんに教えていただいていた「とっておきポイント」を時合まで大切に残しておいたのに、風が上がり荒れてきたため竿を出せないまま泣く泣く撤退するという悲しい出来事がありました。

その後2度の操船機会を経て、操船にも自信がついてきた4航海めの今回、満を持して「とっておきのままになっているポイント」目指して出航して来ました。

最高のクルーズ日和の中、フルスロットルでポイントに舳先を向け、今回は途中の魚探反応にも脇目を振らず一直線に走ります。

あっという間にポイント到着。

ボートに装備されている魚探には、有難いことに漁礁など多くのポイントが予めマーキングされています。しかしこの「とっておきポイント」はマーキングされておりません。まずはポイントの「根」を探し出さなければなりません。

かなり小さい「根」らしいとのこと、ただポイント周辺には魚がたくさん集まっているので、その辺りに行けばすぐ分かるということなのですが...ポツポツと魚探に魚の反応はありますが、肝心の「根」が見つかりません。

この日の時合は午前中の短時間。貴重な時合をこのまま魚探掛けに費やしてよいものか...刻々と時間が経過してゆきます...「とっておきポイント」はまた次回まで大事にとっておくことにしました。

この「とっておきポイント」周辺にも、マーキングされているポイントがたくさんあります。近くのポイントを片っ端から回ります。潮止まりまで残り1時間もありません。こういう時には鯛ラバです。魚種を選ばず結果を出してくれる頼りになるルアーです。

移動1カ所目のひと流し目から「ズドン」と良いアタリ!!フルソリッド鯛ラバロッドが気持ちよく絞り込まれます。存分にファイトを楽しませてくれたのは、前回に続き今回は更にBIGサイズなESO!!

普段はガッカリしてしまうESOですが、これだけ楽しませてくれたらむしろ感謝。よく見たら厳つい顔がカッコイイ。

と、無理くり気分を上げながら頑張りますが、ESOが釣れたということは潮の具合はあまりよろしくない...ピンチです。すぐ次のポイントへ移動です。こういう場面がボートの真骨頂、機動力が発揮されます。

何カ所か漁礁ポイント回るも追加はガシラ1匹。完全に潮止まりで時合終了です。はたと気付けば、再び「とっておきポイント」のほど近くまで戻って来ておりました。

ふと魚探に目をやると、そこには小さな小さな「根」が...思っていたよりもメチャクチャ小さい。この場所は心の魚探にシッカリとマーキングしておきました。

「とっておきポイント」は再び大事にとっておいて、悪あがきとばかりに湾奥の天橋立まで走り、最後にキスを狙います。とは言っても残り実釣時間20分。目指せ10匹と仕掛け投入すると、いきなりビンビンとアタリが出ます...が、フグの猛攻です。瞬殺で仕掛けを2本失います。残り10分、少し深いところで仕切り直し。しかしここでもフグの猛攻に襲われながら、何とか2匹を釣ったところで、手持ちの仕掛けが無くなり強制終了...

敗北感に包まれながらマリーナへ帰還、マリーナスタッフさんへ結果報告。貧果にうなだれる私を不憫に思われたのでしょうか、マリーナスタッフさんから新たな「とっておきポイント」情報を入手。次回の楽しみがまた一つ増えました。

釣り好きのマリーナスタッフさんだからこその情報も教えていただけるので、レンタルボートデビューをお考えの方には超おススメのマリーナです!!

タイラバタックル
ロッド:メジャークラフト フルソリタイラバモデルFSTR-B67L
リール:ABU MAX DLC-H
タイラバ:自作タイラバ

ライトジギング
ロッド:メジャークラフト フルソリジギングモデルFSLJ-B64M
リール:ABU MAX DLC-MHP
ルアー:ダイワ TGベイト