釣果詳細

FISHING REPORT

釣果詳細

No.2971 
新米船長の初航海日誌

更新日:2022.06.09

釣行日
2022-06-09
場所
京都府宮津
釣種
タイラバ・ライトジギング
魚種
サバ・サゴシ
サイズ
釣果
天候
店舗
エイト2
釣り人
池田

記事・概要

船舶免許取得から早2年、ようやく船長デビューを果たしました。

YAMAHAシースタイルを利用し、京都府宮津に3か所マリーナを構える「マリントピアマリーナ」さんの「田井宮津ヨットハーバー」でボートをレンタルしました。

最初の受付時にボートの取り扱いや航行注意区域などシッカリと丁寧に説明していただけるので、安心して出航することが出来ました。

マリーナを出て沖に目を向けると、20㎞以上先にある「冠島」がクッキリと見えています。沖に何かあるとついつい目指してしまうのは新米船長あるあるです。モチロン目指します。

とはいえ途中でちょいちょい現れる魚探の反応を無視できないのは釣り人の悲しい性。タイラバやメタルジグを投入していきます。

そして遂に船長初フィッシュの瞬間が訪れます。ロッドを小刻みに震わせながら上がってきたのは30cm程のサバでした。サバをこれほどまでに嬉しく感じるのは初めてです。記念の初フィッシュということで、感謝を込めて優しくリリース。

ほどなくするとけたたましいフィッシュアラームと共に、激しい魚群反応が魚探に現れました。すぐさま船を止め超スピでメタルジグを投入。ワンピッチでシャクリ上げるロッドが突然「ドスン」と引き込まれます。間違いなくサバではない大物です。慎重なやり取りで水面に姿を現したのはサゴシ!!

「やったー!!」の次に頭をよぎったのは「ネット忘れた...」と手が止まったその瞬間、サゴシは頭を振ってジグを弾き飛ばし海へと帰って行きました...

しかしこの日の時合は午後2時頃のはず、まだまだチャンスはあります。とにかく「冠島」を目指します。出航から3時間、寄り道が祟って正午過ぎにようやく「冠島」に到着。景色は壮観ですが、私は釣りに来たのです。しかしバッチリ潮止まりのタイミング。何をやっても全く反応なし。魚探も沈黙を守り続けています。

残り時間が気になりだした頃、ロッドに生命感が伝わります。しかも結構な引きです。「よし、冠島土産ゲット!!」と慎重にファイト。タイラバを咥えて水面に姿を見せたのはグッドサイズESO...

これで踏ん切りがつきました。移動です。マリーナまでの帰り所要時間を考えると釣りが出来るのは残り1時間。残り時間の全てをとっておきポイントで勝負をかけます。

とっておきポイントに舳先を向けスロットルレバーを握ります。その時、海面の様子が違うことに気付きます。「冠島」の風裏に居た時には感じませんでしたが、風がかなり上がって、波も立っています。緊張でスロットルレバーを握る手に力が入ります。

だって初航海ですもの。

しかし船を走らせているときには別段苦労せず、船の安定性とエンジンのパワーに感心します。とっておきポイントに到着し船を止めます。

ザブザブです。風に向けて船を立てないと横から波を受けるのでグワングワンと盛大に揺れます。釣りになりません。せっかく取って置いたポイントを手つかずのまま後にします。後ろ髪引かれますが安全第一です。

だって初航海ですもの。

一気に湾奥まで走りましたが、湾奥でも状況変わらず。釣りにならないのでザブザブの中、「天橋立」に船を向けました。海から見る「天橋立」もなかなか良いものです。

釣行としてはダメダメでしたが、船長デビューとしては充実のクルージングでした。

船舶免許を取ったものの、ペーパー船長という方も案外いらっしゃるのでは?教習時と違って、離着岸もマリーナスタッフさんがフルサポートしてくれますし、大型船の航路が無いエリアではとてもゆったりと操船出来ます。

是非とも船長再デビューにチャレンジしてみて下さい!!

タイラバタックル
ロッド:メジャークラフト フルソリタイラバモデルFSTR-B67L
リール:ABU MAX DLC-H
タイラバ:自作タイラバ

ライトジギング
ロッド:メジャークラフト フルソリジギングモデルFSLJ-B64M
リール:ABU MAX DLC-MHP
ルアー:ダイワ TGベイト

アクセス
京都縦貫自動車道・宮津天橋立ICより10分
問合せ先
マリントピアマリーナ 田井宮津ヨットハーバー

住所:京都府宮津市田井277-1
電話番号:0772-22-6776